学生時代からの友人と、「何か秋っぽいことしたいね~」ということで、日帰り温泉の旅へ出ることに。
今月号のELLEに載っていた、伊豆高原の赤沢日帰り温泉館に興味を持ちネットで調べるうちに、その界隈はDHCが開発した赤沢温泉郷と呼ばれる一帯で、なんだかいろいろ施設がある様子。
中でも目を引いた”赤沢スパ”と合わせて、日帰り温泉の旅を決行することに♪
赤沢スパは今年4月にオープンしたばかりの、その中でも最も新しい施設で、DHCが独自に採集している赤沢沖の海洋深層水を使ったタラソテラピーのプールで、エステが併設されているとのこと。
ネットで見て、塩のドーム・ミネラルファンゴを全身に塗るサウナ・ヒーリングドームで2800円というオプションを事前に電話で申し込んでおいた。
結論から言うと・・・・早くも閑古鳥??
日曜だというのに静まり返った館内、入館(11時)から退館(15時)までお客は自分たち含め6~8人ほど。
正直、日帰り温泉館の小さな記事を雑誌で発見しネットで調べなければ、赤沢スパなんて知る由もなかった。
それくらい、露出が少なすぎると思う。せっかくこんなに立派な施設を作ったのだから、もっと広告宣伝費は使ってもいいのではと思う。
また、施設利用料の割にはサービスや設備に物足りなさを感じる。
もし、これが都心からアクセスしやすい場所にあり、基本利用料が1000円~1500円程度であれば、もっと利用者は増えるだろう。ただしその場合は、望まない客層が増えるかもしれない。
ただ、この程度の内容で3000円(平日2500円)では、リピーターは望めないだろう。
オプションで付けた3種類のドームも、はっきり言ってなんだかよく分からない。
唯一タラソファンゴを塗って入る普通に暑いサウナは”効いてる感”があったが、それ以外の2つは、目に見えない塩から出る空気を吸い込む?とか、クリスタルで鼻の穴を片方ずつ押さえて深呼吸しながら、右脳と左脳のバランスを調整するとか、目に見える効果をすぐに求めてはいけない内容で、なんだか心から「来てよかった~~☆」とは思えないところだった。
これって、辛口すぎるのかな?
今回を機に、他の似たような施設もなんだか気になってきたので、房総のテルムマラン・パシフィークとか、横浜のインスパとか、池袋のタイムズ・スパ・レスタなんかも行ってみようかしら。
赤沢スパの後は、また無料シャトルバスに乗って、同じくDHCが経営する赤沢日帰り温泉館へ。こちらでは一見概観はさえない建物なのだけど、中はきれいで、雑誌やネットで見ていた露天風呂も気持ちよく、スパよりむしろ満足できた。ここだったら、もし今後通りかかることがあったらまた寄ってもいいかなという感じ。東京からわざわざ特急料金払ってまでくるところではないかな。。
と、せっかくの小旅行なのに辛口評論をしてしまったけれど、もともとサービスの質にはうるさい上に、マーケティングやブランディングの本をよく読むようになったり、診断士の勉強なんか始めたりしていると、客の回転率やら導線やらハード面など、さまざまなことが気になってきたわけなので、これはよい傾向と前向きにとらえることとして。。
ま、なにはともあれ、久々に遠出できて、友人とも積もった話をたくさんできて、楽しかったんだけどね♪
PR