本日(8日)は朝からフォローアップ研修のお仕事。
話すテーマは一任されていて、みんなで座って肩の力を抜いてコミュニケーションを図るというものなので、私は毎回1冊以上のビジネス書を紹介することにしています。
本日は、まずは会議を創造的にしたいというニーズに対して助言した後、自然と”強みを活かす経営”に話はシフトしたため、ビジネス書の登場。
本日は2冊持参しましたが、1冊目は『
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』。
著者のマーカス・バッキンガム氏は、ギャラップ社というリサーチ会社において17年間に渡り世界トップレベルの職場やリーダー、マネジャーの調査に携わった経歴を持ちます。
そこでの分析結果により、人間の資質(=強み)は34通りに分類できるとし、それを簡便にテストして自分の強みを知ることができるインターネット上の仕組み、STRENGTH FINDER(ストレンクス・ファインダー=強み発見器←私の意訳)が構築されました。
この本のカバーの裏にあるシリアルナンバーをサイト上で入力するとテストが始まり、簡単な質問に直感で答えていくと、上位5つの強みが導き出されます。それらの強みをさらに伸ばすことが、組織の中で人を活かすにも、個人の幸せを追求するにも有効である、というのがこの本の主張です。
3年前の2008年7月1日にテストを受けた私の資質は以下の通り。
1)
回復志向
問題を解決することが大好きで、物事に再び生命を与えることを楽しんでいる。
要因を明らかにし、根絶し、物事を本来あるべき輝かしさへ回復することを素晴らしいと感じる。
2)
目標志向
明確な行き先を必要とし、目標や優先順位を設定する。
特定の行動が目標へ近づくために役に立つかどうかを本能的に評価し、役に立たない行動を無視し、それらが重要でないことをあらゆる人に気付かせる。
3)
未来志向
未来に何ができるかというビジョンが見え、それを心に抱き続ける夢想家。
現実が失望感に満ち、周囲の人々が現実的でも、未来のビジョンをたちまち目の前に呼び起こし、それが自身にも他人にもエネルギーを与える。
4)
内省
問題解決、アイデアを考え出す、他人の感情を理解しようとするなど、頭脳活動を好む。
独りの時間を楽しみ、自分自身の最良の伴侶である。
自分自身にあらゆる質問を投げかけ、それぞれの回答を検討するのが好きである。
5)
着想
見た目には共通点のない現象が、何となくつながりがありそうだと好奇心をかき立てられる。
皆がなかなか解決できずにいる日常的な問題に対して新しい見方をし、誰でも知っている世の中の事柄を取り上げ、それをひっくり返すことに非常に喜びを感じ、毎日着想しスリルがあれば、それで幸せである。
当時も今も、非常に納得感の高いこの結果。。。
ちなみに、当てはまらなかった他の資質を見ると、ピンとこないものばかりです。
質問の設定も長年の研究で工夫が凝らしてあるため、何度受けても変わるものではないとのことです。
未体験の方は、ぜひやってみてください。
自分の今の仕事が本当に自分の資質に合っているのか、もっと幸せな生き方があるんじゃないか、など、改めて自分と向き合うよいきっかけになります。
そこで、強みを活かす経営ということで、2冊目はドラッカーの『
プロフェッショナルの原点』をご紹介。
”どうすれば一流になれるのか?”という疑問への答えとなる95の方法が書かれています。
ドラッカーといえばいわゆる鉄板本なので、若干抽象度が高めのものもありますが、だからこそ自分の中で理解するために思考し、より意味をなすものにしているのだと思います。
今回紹介するために3年ぶりに書棚から出しめくってみましたが、あらためて新鮮でした。
さて、研修後は、お仕事先の雑貨屋さんでランチミーティング後、ビッグサイトへ。
雑貨業界向け卸展示会のGIFTEXと、東京国際ブックフェアに行ってまいりました。
GIFTEXでは、脚を棒にしながらざっとほぼすべての通路をブラウズし、トレンドを俯瞰する間、一角にオーラソーマを発見。友人Gちゃんが先生になったので、身近で色とりどりの瓶たちを眺めたことはありましたが、そう言えばまだ診てもらったことがなかったので、ブースにいたセールスマンが電卓で生年月日からちゃちゃっと計算。
すると私の数字の35は、なんと私のテーマカラーのピンクとパープルではありませんかっっ
色の意味はKindness(親切)で、人を助けることで自分も救われるとのこと。
この2色が自分のテーマカラーであると伝えると、「ご自身を理解して受け入れているんですね」とのこと。
確かに、もうジタバタするのをやめて久しい。笑
そしていろんな色があるのに、名札もなぜか両展示会ともに該当カテゴリはパープル!そこに貼る名刺のバナー部分はピンク!
先日発売した『全ノウハウ』(同友館)の表紙の文字もピンクとパープル!
(こじつけ?)
そして、淡い期待が現実のものに!!
ブックフェアのディスカバー・トゥエンティワンのブースに、干場弓子社長がいらっしゃるではありませんかっっ
しばらく怪しげに徘徊した後、勇気を持って話しかけました。
まずは以前ブログにコメントをいただいたのが本当に本人かの確認(もちろん個別には覚えていらっしゃいませんが、やはり本名でご自身でコメントされている模様。ヤッター☆)。
そして、ビジネス書を書きたいが、企画書は見てもらえるものなのかどうかと伺ってみたところ、HP経由で受け付けており、最長でも半年以内には担当者が回答しているとのこと。提出物のポイントや、現時点でのざっくりしたアイディアに対するコメントをいただく折、私の名札を見て名字を言いながら回答してくださったので、応募時に気持ちインパクトを与えられるかもしれませんw
社長、私、がんばります!!!