そういえば、昨日授業中に講師がとてもよいことを言っていたのを今日何度か思い出したので、記録しておく。
前回の授業でも聞いた内容と合わせてまとめると以下のようなものだった。
「月100時間、週25時間の学習時間を確保するのはとても難しく、実際自分も経験したし、今までのストレート合格者たちも通ってきた道であり、相当な根性を要する。
細切れの時間を利用し、睡眠時間を削って、今日は2時間やると決めたら、2時間机に張り付いて、何があってもその場から離れないくらいの、血の滲むような努力が必要である。
コンサルタントとして独立すると、ベンチャー起業家と仕事をする機会が多くなると思うが、彼らは人と同じことをしてこなかった連中であり、並々ならぬ努力を続けてきた人たちである。
自分の目標のために生活習慣を変える努力すらできないような人間を、彼らが信頼すると思いますか?」
ごもっともです。
なんだかんだ自分の中で理由をつけて、なかなか週25時間の学習時間を確保できていない私。
高校受験の時は、あんなにノリノリで毎日何時間も勉強できていたのになぁ。
思えば当時は、その高校に絶対に入りたいという強い動機(手の届く範囲で最もイカした学校だった)と、すでに模試では合格圏内だったため一定の自信があり、変な焦りも諦めもなかったことが、あの集中力を生み出したのだろう。
中学1年の1学期末の試験で、それまで特にがんばって勉強しなくてもなんとなくある程度できると思っていたのに、思ったほど得点できなかったことに愕然とした。とてつもない屈辱感を味わい、あわてて学習塾に通わせてもらうことに。
しかし、塾は学校の授業より1歩進んでいたため、基礎が歯抜けだった私は始めはなかなかついて行けず、毎回恥ずかしくて小さくなっていた。
夏休みの集中講座の際に一念発起し、学校の副教材のテキスト部分を片っ端からノートに写し、問題を解きながら解説も自分流に細かく書き加え、一つずつ分からなかったところをクリアにしていった結果、いつしか学年で上位に食い込む常連となることができた。
今思えば、あれだけがんばれた当時の動機は、遠い目標ではなく、ただ単に、以前できなかったことができるようになるとすごく気分がいいという、小さな成功体験を積み重ねることに夢中になっていたからだと思う。
そう考えると、あの頃のモチベーションを再び持つには、
強い動機 → 次こそ絶対に起業する!診断士合格は人生を変える!
すでに合格圏内だった → 基礎答練で上位に入るなどの小さな成功体験
も必要だけれど、毎日問題集を1問でも多く解いて、解らないことは分かっているけど触れないようにしている部分(ああ、財務会計・・・)を、一つでも多く克服していくことが大切だと、改めて思う。