今日はFRAU 9月号『女の一生を賭けられる仕事』特集を読んだ。
広義での同業界である、おしゃれなマタニティウェアの通販サイト”VIRINA maternity”を主宰する青木愛さんの記事が目に留まって買った。
2年ほど前に、ELLEオンラインのキャリアインタビューの記事で起業して間もない彼女の存在を知ってから、そのサイトのURLは自宅PCのお気に入りに入っている。マタニティウェアと言えど、当初はDIANE VON FURSTENBERGのようなジャージドレスで5万円を超えるようなものばかりだったので、果たしてどれだけ売れるものかしら・・・と感じたけれど、時折サイトをチェックすると、わりと買いやすい価格帯のアイテムが増えていたり、より実用的なアイテム(母乳をあげるのに機能的な下着等)が登場していたりして、着々と成長しているなぁとは思っていた。
今回の記事では、スタッフも5名に増えたと書かれているし(確か当初はご本人とお友達のウェブデザイナーくらいだったような)、生まれて間もない第2子を社長デスクの横に寝かせてお仕事されている様子を見ると、自分サイズで好きな仕事ができて、とても充実されている印象。私もそんな働き方を、近い将来できたらと思う。
そして他に気になったものと言えば、以前耳にしたことがある、マドンナ専属の日本人女性シェフの西邨(むら)マユミさんという方の記事。ワールドツアーにもプライベートジェットで同行するとのことで、一体どんな生活してるんだろ~~~!?そしてお給料はどれくらいもらえちゃうの~~!?と実は興味津々だった。
マドンナが現在のようなストイックなまでの健康志向になったのも、元は子供がアレルギー体質だったからとのこと。
マクロビの勉強をするために渡米し、その道の第一人者である久司道夫さんの下で働いていたものの、料理人として招かれた以上、マドンナたちにはマクロビ食を作り、ゲストには普通食も作らねばならず、慣れるまでは苦労もされたとか。また、マドンナが食べても何も言わない日があったり、2日続けて外食した日は不安になり、時には泣きながら研究をされたとか。まさに顧客満足度の追求。専属シェフの場合、首がかかっているからさらにプレッシャーだろう(しかもマドンナだし!!)。
彼女の言葉の中で、印象的な一節を。「プロ意識を鍛えられました。(中省略)時間に遅れないとか、大変な時も大変な顔をしないとか、そういったことを当たり前にできないとダメ。あの人は本当に自分にも他人にも厳しい人なんです。」と、おそらくたくさんの緊張感溢れるエピソードを体験した上での分析結果だろうが、マドンナの超一流のプロ意識への敬意が伺える。写真ではとてもやさしい笑顔でお料理されたり、最新刊の出版記念に行われたお料理教室の生徒さんたちと談笑されている様子が写っていて、ステキな方だなぁ~~♪と感心。
何はなくとも笑顔よね、笑顔☆
この方の著書、『ハッピー・プチマクロ』他、さっそく書店で見てみよっと。