ディスカバーの干場社長のブログ で紹介されていて、先日の『手紙屋』と同時にAmazonで注文した『
仕事と幸福、そして人生について』を昼休みで読了した。『手紙屋』と打って変わって、非常に読み応えがあり、考えさせられる深い内容で、しばし考え事をしながら読んだため、通勤電車と半身浴で1週間近くかかってしまった。
帯と冒頭の伊藤忠商事会長・丹羽宇一朗氏が言うように、この本は仕事を”もつ”人すべてにすすめたい。
働く理由とは何か、天職は存在するのか、成功の基準とは何か、なぜ自己評価を間違えるのか等、ここ最近再び頻繁にpop upするようになっていた、「働くって何?しあわせって何だろう?」という投げかけに、テンポよくヒントを打ち返してもらえたような感覚だった。
改めて思い返すと、社会人になってからというもの、巨大な迷路の同じ場所をただぐるぐる回っていただけの自分を、この本は首根っこをつまんでひょいと持ち上げて、上空から眺めさせてくれた気がする。(降ろされたのも前と同じ場所だけど。笑)
以下、特に私の心のベルを鳴らしたポイント3つ。
①仕事の報酬はお金ではなく、仕事(による達成感)であるべきなので、報酬が良いからと、つまらなかったり暇だったりしても我慢するというのは誤り。
②ライフとワークのバランスは人それぞれ。自分が快適だと思うバランスを実現して、過去でも未来でもなく、今この瞬間にしあわせを感じながら過ごしているかどうかがしあわせの指標。
③仕事が充実してこそ余暇が充実する。
悩みのポイントの違いによって感じ方もいろいろだと思うけれど、とにかく、自分の仕事観に少なからず疑問を持っている人はぜひご一読を!!
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