今朝数ヶ月ぶりに朝のワイドショーをつけてみたところ、米VOGUE編集長アナ・ウィンターのドキュメンタリー映画『
ファッションが教えてくれること』の特集をやっていました。少し前に何かで予告を見て気になっていたことを思い出し、早速WEB予約でど真ん中の席を確保して観に行ってきました。
道中、これまた数ヶ月ぶりにBARNEY'S NEW YORKや伊勢丹をリサーチしましたが、どうも最近ファッションに対するパッションが以前より薄れてしまったというか、服やバッグを見ていてもわくわく感がいまひとつ湧いてこないのです。今日はそれを再確認して回ったようなものでした。
映画も、アナ・ウィンターという一人のビジネスパーソンのプロフェッショナリズムと、ファッションビジネスの立役者としての活躍ぶりを冷静に観察した、という感じ。(以前の自分なら、憧れや羨望の方が強かったと思います。)
こんな風に冷静になった理由は実は分かっていて、別にファッションへの興味がなくなったというわけではなく、ファッション産業を否定するのでもなく、もうファッションは飽きたからやめるというのでもなくて、診断士の勉強を通じて視点が一段上がって、明らかに視野が広がったこと。
特に経済学を学んだことで、自分の中にあった価値観が覆されてしまったというか、今までcoolだと思っていたことが、日本のGDPや雇用率を上げることに数式上は逆行していると知ったときは衝撃で、また競争戦略やマーケティングを学んだことで、いかに自分が世の中を知ったつもりで実は小さな世界に生きていただけのありんこだったかを思い知らされたのでした。
おかげで脳内夢ノートをあちこち修正しなければならなくなってしまいましたが、しかも今度は、やるからにはありんこなりにも社会的意義のあることを、という気負いが以前にも増してきて、思考の整理が急務な今日この頃。
イタリア発GROMのジェラートに舌鼓を打ちながらも、悩む。。。
P.S.
しかしながらGROM、お、おいしい・・・。
ピスタチオフレーバーにうるさい私ですが、ここのは豆の粉っぽさや香ばしさもしっかり味わえる本物です。
日本もがんばるんだ!!
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