私の周りでは、中小企業診断士という資格そのものは聞いたことがあるという人はよくいますが、どんな科目があるのか等詳しいことはほとんどの人が知りません。
そして、その中でも2割程の人のみが「どんな勉強をするの?」「試験は何点で合格なの?」等質問してくれますが、1次試験の科目の説明を最後まで忍耐強く聞ける人は今のところ皆無です(笑)。
「日本版MBAと言われることもあって、経営に関する知識をひととおり学ぶので、全部で7科目あってですね、」
と言われたら、へぇ、どんな科目があるの?と聞きたくなりますよね?
「まず企業経営理論というのをやるんですが、経営戦略、組織論、マーケティングの3つがあるんです。それから財務会計でアカウンティングとファイナンスを一通りやって、他には経済学やIT関係の経営情報システム、経営法務は会社法や知財、・・・」
今日会った方にここまで説明したところで話を遮られたのが、今までの最長記録です。
これまでも、細かい内訳は端折って科目名だけ並べたこともありますが、それでも7つ最後まで聞けた人はいません。私の話が長いからではありません(笑)。もっともっと長~い私の職歴等他の話題についてはノリノリの相槌を入れながら最後まで聞いてくれるのですから。
なぜなのでしょうか?私だったら、未知の資格の受験経験者が目の前にいたら、とても興味津津で根掘り葉掘り聞いてしまうので、非常に不思議です。というより、社会人ならどんな仕事に就いていても少なからずこれらの知識を日々必要としているに違いないにも関わらず、興味すら持たないことがもったいない!!
「あー、財務、ぜんっぜん分からないんだよね~」
「経済?頭痛い。がはは」
「マーケティングね、は~いはい。」(←あやしい)
と言っている人たちはぜひ耳をふさぐのをやめて、1歩踏み出して欲しい!
つい1年半前までは同じ言葉を発する側だった私だからこそのアプローチで、彼らにシグナルを発して行きたいと今日も思ったのでした。
なので、お願いします。
受からせてくだされ~~
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