運営管理のテキストに出てきたこともあり、一度は目を通しておこうと、先月『トヨタ生産方式―脱規模の経営をめざして 』(大野耐一著)を購入。カンバン方式やあんどんなどキーワードは前半部分で出尽くしたため、後半の豊田佐吉翁、豊田喜一郎氏の言葉の引用や、フォード・システムに関する部分などは、毎日半身浴時に少しずつ読んでいたのだったが、本日ようやく読了。
1978年と30年以上も前に書かれたものなのに、今読んでも本質的な部分は決して色褪せることなく、むしろまだ学ぶべきアイディアにあふれていて、とても新鮮な気持ちで読めた。
賞味期限が切れて定期的に捨てられる運命にある保存食品たちを思うと、キッチンでもカンバン方式を取り入れねばと反省するのだった。。